債権回収方法・基本編 その5
債権回収方法の基礎知識のご紹介です。
お金を取り戻す、交渉術
債権回収交渉術
債権回収と一言でいっても、契約内容やその相手方は千差万別です。ですから、契約内容や相手方がどのように出てくるかによって、債権回収の方法を変える必要があります。
一度トラブルになってしまうと、ただ払えというだけではなかなか思うように進まないことが多いのです。すぐに払えるなら、何も言われずとも支払いをするはずですし、トラブルに発展することもなかったでしょう。この点、経験豊富な専門家に依頼した方が、より適切な方法をとることが可能になります。
たとえば、債務者が支払う姿勢を見せているものの、どうしても払えそうにない場合、支払い時期の延期や分割払いなどの譲歩案を提示することも有効です。但し、ただ相手の有利なような提案をするだけでは危険が増すだけになってしまいます。譲歩した内容で債権回収が確実にできるように、例えば新たに保証人を追加する等の条件を提示する必要があります。
また、相手方にあまり誠意が見られず、なんとかして逃げ切ろうとする態度が見える場合は、財産の仮差押えを行うなどの強硬手段も必要です。仮差押は比較的簡便に手続が可能ですので、財産状況にかなり問題を抱えているのなら、元本だけでも回収するという姿勢に切り替えることも重要でしょう。
債権回収のノウハウが紹介されている情報の中には、少しでも回収できるなら小さな額でもまずは回収しましょうという話が登場することがあります。ここでは、少額でも回収できたということ以上に、一部支払いを受けたことで時効を中断させる効果があることに重要性があります。その目的を達成するためには、ただ支払いをうけるだけでは意味がありません。どういった書面をその際に残しておくのかが大切なのです。
このように、多くの時間とコストがかかる裁判に発展する前に解決するためにやるべきことは、思った以上に多くあります。行政書士エクステージ総合法務事務所では、トラブルを未然に防ぐことや、相手と争うのではなく、裁判せずに解決する方向を目指すことで、コスト・時間の浪費を防ぐためのサポートを行います。
債権回収マニュアルの目次
- 債権回収の予防編 (相手との取引や、お金を貸す前に)
- 債権回収の基本編 (基礎知識)
- 債権回収の応用編 (スマートな債権回収方法)
- 債権回収の発展編 (相手と争わない、任意的な債権回収方法)
- 債権回収の最終編 (裁判による債権回収方法)





