債権回収方法・応用編 その2
裁判をしない、訴訟以外の債権回収方法のご紹介です。
商品の引き上げ
商品の引き上げによる、債権回収
既に納品した物品の売掛金を相手方が支払ってくれない場合、相手方からその物品を引き上げて損害発生を防ぐという手段を執らざるを得ないこともあるでしょう。ただし、すでに相手方に引き渡した物品ですから、承諾なしに引き上げてしまうと窃盗となってしまう場合もあります。そこで、相手方の同意を承諾書という形に残しおくことを怠らないようにしましょう。
この場合、相手方に債務不履行(支払い義務を果たしていない)があるわけですから、まず売買契約を解除できます。解除されれば、相手方がこちらの納品した物品を手元に残して置ける権利はなくなりますから、こちらに引き上げる権利が発生します。ただし、権利が発生したからといって、冒頭に述べたように強引に引き上げられるわけでないのですから、引揚げ後に問題が発生するのを防ぐためにも相手方が承諾したことにつき署名や捺印をもらうなどして書面で残すわけです。
債権回収マニュアルの目次
- 債権回収の予防編 (相手との取引や、お金を貸す前に)
- 債権回収の基本編 (基礎知識)
- 債権回収の応用編 (スマートな債権回収方法)
- 債権回収の発展編 (相手と争わない、任意的な債権回収方法)
- 債権回収の最終編 (裁判による債権回収方法)





